<ちょっと長いですがぜひ読んでいただきたい記事です。>

『発達障害とお片付け』

特にADHDはお片付けが苦手だということは有名だとは思います。

でも、発達障害とお片付けはADHDのその特性だけに関係するわけではありません。

私は整理収納アドバイザーとして、整理収納の基本的な知識を学びました。

そして、発達障害児・者のための整理収納を理解したくて、

発達障害住環境サポーターの道を選びました。

通常の整理収納の知識だけではうまくいかないことがある場合、

どう整理収納(お片付け)を教えたらいいのかわからなかったため学んでいました。

そして色々学んでいるうちにあることに気付きました。

発達障害者の支援と整理収納(住環境整備)。そして構造化は深くかかわっている。

私が発達障害のお片付けは支援になるというのは、

『当事者が片付けられるかどうか』というのも勿論ありますが、

それよりなによりも、

『支援者側がまず整理収納(住環境整備)を学び実践していくこと。

それはひとつの支援になる』

と考えているからです。

例えば、発達障害児・者の中には視覚的な刺激に弱く、ごちゃごちゃとした環境が苦手な人もいるかと思います。

視覚的に入る情報が多い(モノや色による刺激が多い)と脳がその目から入る情報を処理しきれない状態に陥ってしまう。

そのような特性を持っている人に対しては、視覚的に刺激の少ない住環境にし、するべきことなどがわかりやすい環境にする必要があります。

所謂『構造化』と呼ばれるやつですね。

主に自閉症スペクトラム(ASD)の支援にと言われるもの。

でも、その構造化をするためにはお片付けも必要になってきます。

お片付けはただ元の位置に戻すことではありません。

整理=不必要なモノを取り除き

収納=使う人が使いやすい状態にすること

その土台があって初めて『お片付け』となるのです。

それが出来ていないとモノが溢れ、

構造化どころではなくなってしまう可能性もあります。

支援する側(特に保護者)に同じような特性があったりする場合もあります。

他にも行動の予測を立てることが難しかったり、イメージが出来ないなど様々にある特性。

そのような特性による困難を、極力なくすようお片付けすること。

それは立派な支援になると考えています。

そして、そんな支援者を見て、当事者も学んでいく部分がある。

お片付けが苦手と言われるADHD当事者のお片付けの支援も大切ですが、

支援する側が当事者のためにお片付けをすることで出来る支援があると思います。

最後に…

発達障害の住環境整備の目的は『ストレス軽減』そして『自己肯定感の向上』です。

それは当事者側のストレス軽減効果もありますが、支援者側のストレス軽減効果もあります。

快適な住環境になり、出来ることが増えれば、自己肯定感も上がります。

そして何より、出来ることが増え、自己肯定感が上がれば結果的に幸福感の向上にもなります。

まさに一石二鳥(三鳥?)なんです。

どう支援すればいいの?と思う支援者の方は、

お近くの発達障害住環境サポーター(発達障害住環境インストラクター)を探してみてください。

お片付けを学んでみようかなと思う当事者の方は、

お近くの発達障害住環境サポーター(発達障害住環境インストラクター)を探してみてください。

発達障害者の支援と整理収納(住環境整備)。そして構造化は深くかかわっている。

そしてそれは結果的に幸せにも繋がる。

多くの人に伝えたいことです。